穏やかにいきたいnagisaのブログ

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鬱病との生活であった話①

鬱病(状態)に対する薬を初めて服用した時

初めて心療内科を受診した際に、鬱状態を改善させるという薬と共に、睡眠薬を処方されました。

それが、まさかこんなにもキツイものだとは。

  1. 体調の異変 そもそも、病院受診をした際には体調も悪く、起きて歩くことも辛かったです。それが、薬の服用後は体のだるさだけではなく、眠気やふらつきが酷くなりました。
    また、夜に寝ようとしても、足の指先がピクピクとうずいて、なかなか眠れなかったです(この症状は、薬の離脱症状として現れることが多いとききます)。

何も向き合えない

  1. パートナーの希望に応えられない自分の不甲斐なさと辛さ
    何事にも意欲が無くなっていた私は、薬の服用後、さらになくなっていました。性欲も、まったく。
    私は、結婚して間もなく鬱の症状を発症しました。とはいえ、そもそも結婚する前にパートナーと話す中で、すぐに子供をとはお互い考えていませんでした。
    しかし、パートナーが子供(出産)を考え始めた時、私はまったく向き合ってあげることが出来ませんでした。その話をされる度に、自分のことだけでいっぱいだった為、イライラさえしていました。
    パートナーには、精神的に大きな我慢を強いてしまいました。
    後で聞きましたが、私達より後に結婚した友人たちが出産し、子育ての話をされたりするのが、非常に辛く悲しかったそうです。

今回は上記の2つのことについて書きました。これは私の場合であり、みなさんに当てはまることでもないかと思います。
ただ、この病気は自分だけでなく、まわりにも悪影響を及ぼすこともあると同時に、まわりからの支援や理解もないと良くもなりません。
理解を得ることは、とても難しいです。第三者であれば、なおさらです。
だけど、話していかないと進みません。だから、私はなるべく話すようにしています。うまく自分で説明できない時も多いですが、話さないと前に進まないと思って。
とはいえ、症状が落ち着いた頃からでしたが。

また、気が向いたら(?)その他の経験を書こうと思います。

鬱病との出会い

それは突然やってきた

 約8年前くらいの朝、まったく体が動かなくなった。眠ることもできなかった。とても重たいのだ。気持ちだけではなく。思考がずーっとぐるぐる回っていて、止まらない。その時、私の中には「自分が悪いんだ」という思いしか心にはなかった。

 前日、先輩職員から一対一の場で、叱責を受けた。とても高圧的な態度と言葉だったし、理不尽な内容だった。その内容について深く言えないが、とはいえ、私がミスしたとかでもなく、私の仕事の範疇でもない。それとも、私のこと、家庭のことが気に食わなかったのか。そもそも、私でどうにかなることでもないし、私一人の問題でもないのだから。

砕けた思い

 大学卒業後、就職氷河期のなか、うまく就職ができなかった。しかし、2年間の勉強により、希望する職に就くことができた。そして、自分なりに目標を持ってやっていた。

 しかし、これ以降「全部自分が悪いんだ。」としか思うことができず、今まで仕事でやってきた自分の思いも砕け散った気持ちになっていた。

はじめての受診

 何日か仕事を休んだ時、パートナーに心療内科の受診を促された。受診には、すごく抵抗があった。どこかで「自分が・・・」という気持ちと、「きっと時間が経てば、体調も回復する」と思いがあった。しかし、パートナーに真剣に諭され、うまく動けない中、車に乗せられ、付き添ってもらいながら受診した。

 

鬱状態にあります。急いだ判断をせず、今は落ち着いて。休息が必要です」。

 

 初めて飲んだ抗うつ薬は、とてもキツく感じた。足先がピクピクしたり、体も重いし、逆に意欲を削がれていくような感覚がした。それは「しっかり休め」ということなのだったのか。

 睡眠薬も、次の日に残るのか、とてもつらいものだった。 

 

 これが、私と鬱病との長い付き合いの始まりだった。(続く)