穏やかにいきたいnagisaのブログ

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鬱病との出会い

それは突然やってきた

 約8年前くらいの朝、まったく体が動かなくなった。眠ることもできなかった。とても重たいのだ。気持ちだけではなく。思考がずーっとぐるぐる回っていて、止まらない。その時、私の中には「自分が悪いんだ」という思いしか心にはなかった。

 前日、先輩職員から一対一の場で、叱責を受けた。とても高圧的な態度と言葉だったし、理不尽な内容だった。その内容について深く言えないが、とはいえ、私がミスしたとかでもなく、私の仕事の範疇でもない。それとも、私のこと、家庭のことが気に食わなかったのか。そもそも、私でどうにかなることでもないし、私一人の問題でもないのだから。

砕けた思い

 大学卒業後、就職氷河期のなか、うまく就職ができなかった。しかし、2年間の勉強により、希望する職に就くことができた。そして、自分なりに目標を持ってやっていた。

 しかし、これ以降「全部自分が悪いんだ。」としか思うことができず、今まで仕事でやってきた自分の思いも砕け散った気持ちになっていた。

はじめての受診

 何日か仕事を休んだ時、パートナーに心療内科の受診を促された。受診には、すごく抵抗があった。どこかで「自分が・・・」という気持ちと、「きっと時間が経てば、体調も回復する」と思いがあった。しかし、パートナーに真剣に諭され、うまく動けない中、車に乗せられ、付き添ってもらいながら受診した。

 

鬱状態にあります。急いだ判断をせず、今は落ち着いて。休息が必要です」。

 

 初めて飲んだ抗うつ薬は、とてもキツく感じた。足先がピクピクしたり、体も重いし、逆に意欲を削がれていくような感覚がした。それは「しっかり休め」ということなのだったのか。

 睡眠薬も、次の日に残るのか、とてもつらいものだった。 

 

 これが、私と鬱病との長い付き合いの始まりだった。(続く)